抗がん剤治療、入院1週間目

がん闘病記

意外と快適な入院生活と、まだ見えない治療効果への不安

入院して早くも1週間が経過しました。今回の入院は抗がん剤治療のためで、多くの人が想像するような副作用について考えると不安があったものの、予想外の展開が待っていました。

一般的に抗がん剤治療と聞くと、体重が急激に減少したり、髪の毛が抜けたりするイメージが強いですが、現代の医学の進歩により、使用される薬剤によってはそのような副作用が非常に少ない場合もあります。私が受けている治療では、幸いにも脱毛はほとんど起きていないそうで、これは心強い知らせでした。

また、ありがたいことに副作用も少なく、食欲も旺盛です。入院生活が始まってからというもの、病院食も予想以上に美味しく感じます。病室の窓から見える景色や、訪れる看護師さんたちの優しさもあり、思っていたよりずっと快適な時間を過ごしています。

ただ、現在の治療効果についてはまだ明確な判断が下せません。抗がん剤の効果はすぐには現れないもので、1ヶ月を1サイクルと定め、そのサイクルを3回繰り返すことで1コースの治療が完了します。この1コースが終了した後、CT検査を通じて治療の成果がどの程度あったのかを医師たちが評価することになります。

治療が進むにつれて、多少なりとも副作用に見舞われる可能性や、治療効果が期待通りでないかもしれない不安も拭い去れませんが、今はできるだけその瞬間瞬間を前向きに過ごすことに専念しています。医師や看護師、そして家族の支えがあることを幸運に思い、日々を大切にしたいと考えています。

現在は楽観的になれる状況ではありませんが、専門の医療スタッフに支えられながら、次のステップへと進む準備をしています。これからの治療経過についても、定期的に更新していきたいと思います。

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