「仕事は面白くないもの」と思っていないでしょうか。プライベートを楽しむために、しかたなく仕事もこなしていくというスタンスの方は案外多いようです。
毎日同じ仕事を繰り返していると、どうしても「やらされ感」が強くなって、モチベーションが低下してしまうことってありますよね。そんな時は、自分が本当にやりたいことを見失ってしまっているのかもしれません。
やるべき仕事を見つける3つの要素
仕事に対するモチベーションを維持し、充実感を感じながら働くためには、
「やりたいこと」×「できること」×「やるべきこと」
の3つの要素が重なる仕事を選ぶことです。それぞれの意味は、
●やりたいこと
自分が心から情熱を注げること、興味のあること、楽しいと思えること。
やりたいことに取り組むと、自然とモチベーションが湧き、長時間働いても苦になりません。
例えば、「子どもが好きだから保育士になりたい」「動物が好きだから獣医になりたい」「海外で働きたいから英語を勉強する」などです。
●できること
自分が得意なこと、スキルや経験があること、自信を持って取り組めること。
できることに取り組むと、成果を出しやすく、達成感を感じられます。
例えば、「コミュニケーション能力が高いから営業職に向いている」「細かい作業が得意だから事務職に向いている」「体力があるから現場仕事に向いている」などが挙げられます。
言い換えるなら、自分が得意でもないことを無理にやる必要はないのです。
●やるべきこと
社会や組織から求められていること、責任があること、貢献できること。
やるべきことに取り組むと、社会の一員としての役割を果たしている実感を得られ、やりがいを感じられます。
例えば、「会社の目標達成のために売上を上げる」「顧客満足度を高める」「チームワークを良くする」などが挙げられます。
3つの要素の中で最も重要なのは？
3つの要素の中で最も重要なのは、「やりたいこと」です。やりたいことが明確であれば、自然とモチベーションが湧き、努力を惜しまずに取り組むことができます。できることややるべきことは、後からでも身につけたり、調整したりすることができますが、やりたいことは自分自身の心の奥底から湧き出るものです。
自分にとって重要な仕事を見つけるには？
まずは、自分自身と向き合い、本当にやりたいことは何かをじっくり考えてみることです。過去の経験、興味のあること、将来の夢などを振り返り、自分の価値観や強みを明確にすることが大切です。
やりたいことが見つかったら、できることややるべきこととのバランスを考えながら、具体的な仕事を探してみましょう。最初から完璧に3つの要素が重なる仕事を見つけるのは難しいかもしれませんが、少しずつ理想に近づけるように努力することが大切です。
重要な仕事を進めて、充実した毎日を！
自分にとって重要な仕事を見つけて取り組むことは、モチベーションを高め、充実した毎日を送るためにとても大切なことです。ぜひ、自分自身と向き合い、本当にやりたいことを見つけて、それを実現するために一歩踏み出してみてください。
まとめ
仕事は、生きるためにしかたなくやるものという考え方はもったいないことです。仕事は人生の大部分を占めるものです。だからこそ、自分にとって重要な仕事を見つけて、情熱を持って取り組むことで、より豊かな人生にすることができます。
仕事に対するモチベーションを高め、充実した毎日を目指したいですね。
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